「やりたいことをやって生きて良いんだ」
先日、出会って20年以上になる谷川徹先生が福岡から遊びに来てくださいました。
谷川先生は50代の頃、安定した日本政策投資銀行での地位を手放し、教育の道へと歩みを進められた方です。
その後、九州大学でQREC(九州大学・ロバートファン・アントレプレナーセンター)の創設に携わり、初代センター長を務められました。
QRECの活動の一環として、毎年30人ほどの学生や一部社会人がシリコンバレーを訪れ、現地の人々と交流するQREPというプログラムを実施されました。
私もそのプログラムの中で、オラクル社員として一行のオラクル訪問のホスト役を務める機会をいただいたのです。
このプログラムに関わらせていただき、私自身、心が大きく揺さぶられる体験をしました。
滞在の最後の夜、参加者が一週間の学びを発表する場面でのことです。
その中の一人の学生が、涙ながらにこう語ったのです。
「やりたいことをやって生きて良いんだ」
シリコンバレーは、やりたいことをやって生きている人で溢れています。
そんな人たちと毎日触れ合うことで、学生たちの心に積み重なっていた束縛が解け、本当の自由を感じ、心の奥の声に素直に耳を傾けられるようになっていったのだと思います。
✨️そして今、改めて問いかけたいのです。
あなたの心の奥の声は、今、何を語っていますか?