こんにちは! 代表取締役の小野孝太郎です。 今日は私が2017年に担任をした当時小学2年生が2022年3月に卒業した時に贈ったメッセージを皆様と分かち合いたいと思います。 

私は2016年から認定NPO法人Teach For Japanの2年間のフェローシッププログラムを通じて福岡県の小学校で教師をしました。2017年度には小学校2年生の担任をしました。2022年3月、その子どもたちが小学校卒業ということで、コロナ・パンデミックが始まって以来初めて来日し、直接卒業を祝ってきました。以下は子どもたちに送ったお祝いの言葉です。学校の教室前に掲示してもらいました。


卒業生の皆様へ       2017年度●●小学校2年生担任 小野孝太郎

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。小野孝太郎先生です😊
2年生の頃のみんなには

「できるまでやればできる」
「なりたい自分」を考える力をつけるために勉強している。
「継続は力なり」などを伝えてきたことを覚えていますか?

あれから4年たった今、小野先生が皆さんの人生をより素晴らしいものにするために、大切だと思う3つのことをお伝えしたいと思います。今後の参考にしてもらえたら嬉しいです。

日々向き合う「問い」を大切にしてください

 頭の中で考える「問い」が実は人生に非常に大きな影響を与えます。
例えば、あまり人生の役に立たないのは「なんでこの人はこんなに嫌な人なのだろう?」など、他人に意識が向いた問いです。

逆に、自分の人生を良い方向に導く問いとは、例えば・・・
・「どんな人生でも選べるとしたら、私はどうしたいのだろう?」
・「それは、なぜだろう?」
・「どうしたら実現できるだろう?」
・「今日そのためにできることは何だろう?」

こんな問いです。こうした問いに対する自分なりの答えを出し、素晴らしい人生にするために、より良い世界にするために、皆さんは日々学んでいます。

良い「問い」と向き合い、自分を大切に、育んでいって欲しいです。

「あるがままを受け入れる力」をつけていってください

先生は生きている目的の一つは「あるがままを受け入れる力」をつけていくことなのだと考えています。先生がみんなの先生だったとき、あるがままを全部受け入れてあげられなくてごめんなさい。先生もこの力をつけ続けています。みんなのおかげで、この大切さを教えてもらいました。

自分のあるがままを受け入れる。

お友達や家族、関わる全ての人のあるがままを受け入れる。

自分のあるがままを受け入れてもらった時、とても幸せな気持ちになるのではないでしょうか? そんな心の力をつけていけばいくほど、人生は素晴らしいものになっていきます。

「今この瞬間」の「気持ち」と「行動」を大切に生きてください

人生は「今この瞬間」にしか存在していません。そして今の皆さんは過去の皆さんの思考や行動の積み重ねによってできています。

皆さんの未来は、「今この瞬間」の「気持ち」と「行動」・・・この積み重ねで創られていくのです。

だから、素晴らしい未来にしたければ、「今」この瞬間を大切に生きてください。

今この瞬間に優しさ、友情、愛、喜び、感謝、許しを選択し、今この瞬間に自分や周りの人のためにできる最高の行動を選択するのです。

そんな「素晴らしい今」を積み重ねることによってのみ「素晴らしい未来」が創造されていくのです。
皆さんと共にできた1年間に小野先生はこころから感謝しています。

皆さんの「今」と「未来」をこれからも期待し、いつも応援しています。

卒業おめでとう!!

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