Community For Allの物語 vol.1〜   設立ストーリー

代表取締役の小野孝太郎です。今日は株式会社Community For All設立に至るまでの設立ストーリー第一弾をお送りします。

■個人事業からのスタート

株式会社Community For Allは2023年1月に設立されましたが、共同創業者で共同代表の小野は2018年から個人事業として独立し、コーチ、研修講師、リーダーコミュニティの運営に携わってきました。個人事業主としてコーチングを主力事業として活動している中で、嬉しかったことが何度もありますが、最も嬉しかったエピソードを一つだけ取り上げるとしたら・・・以下のエピソードです。

■「神になれるかもしれない」コーチング

それは2021年にある企業からご契約いただいた、当時管理職候補の女性からのコメントでした。
(※このエピソードはクライアントから公開の許可を頂いて公開しています)
4回目のコーチング・セッションの最後の方に彼女がぽつんとつぶやかれたのです。

「このまま小野さんのコーチングを受けていたら神になれるかもしれない・・・」

と…

「え?!どういうことですか?」

と尋ねたところ、

「全てを受け容れられるようになる気がする」
「そして自分も周りの人も幸せになっていく」

そのように言葉にしてくださったのです。コーチングセッションを始めたころ、彼女は管理職になってもどのようにスタッフと関われば良いのか、とても悩まれていました。でも、コーチングを受けることを通じて、特別なことはしなくて良い。スタッフの話を聞き、あるがままをまず一旦全部受け止め、その上で、

「どのように関われば、スタッフが望ましい成長するか?」

この問いと徹底的に向き合い、考えれば良い・・・そのような思考に変わっていったのです。
自分の思うように動かないスタッフを叱責しても何も良いことはありません。

■スタッフが活き活き成長するように、「関わり方」の知恵をしぼるのが管理職の最大の仕事

スタッフと丁寧に向き合い、話を聞き、どのように関わってあげれば、その人が組織が望む方向に成長するか?そこに知恵をしぼるのが管理職の最大の仕事だと私は考えています。

スタッフに厳しく関わり、叱責することでスタッフに思考と行動を促すことも確かにできるかもしれません。

しかし、スタッフのあるがままを穏やかに観察し、スタッフの話を深く傾聴し、スタッフの自己理解を促した上で、スタッフに目的に向けた思考と行動を促すことができる管理職の方が、私ははるかに優秀、かつ自分もスタッフも穏やかに、幸せに成長し、成果を上げていいくことができると信じるようになりました。

私自身、このような関わり方が若い時からできていたわけではありません。コーチとして独立し、どのようにクライアントと関われば、誰もが持つ無限の可能性を引き出すことができるか? そのような問いとずっと向き合い続ける毎日を積み重ねることで、クライアントの才能を引き出す関わりができるようになってきました。

また、私のコーチングのクライアントの中から私自身も驚くような成長を遂げる人が増えてくるようになり、こうした関わり方が、その人自身を幸せにし、その人が関わる人にも幸せを届けていく・・・そんな関係性を作ることができるから自ずと望む成果が上がってしまう。そんな現実を沢山目の当たりにしてきました。

■「関わり方の武器」は誰もが手に入れることができる再現可能なノウハウ

今後は個人事業としての一対一のコーチングだけではなく、これまで培ってきた再現可能なノウハウを志を共にするパートナーと研修やコーチングという手段を通じてより多くの人に届けていきたい。

そのような想いから株式会社Community For Allを創業しました。

「関わり方で世界を変える」

私たち人類は「関わり方」を磨くためにこの世に生まれてきたといっても過言ではないと私は考えています。感情に振り回されることなく、心穏やかに自分自身とも、他者とも関わることができれば、本当は世界平和は今すぐにでも達成されるはずなのです。

そんな世界に少しでも近づくようにCommunity For Allの事業を進めていきます。

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